2025年6月28日時点で、名村造船(7014)の株価は3,245円(+3.67%)と、大きく上昇しています。では、日足・週足チャート、主要指標から今後の株価展望について分析していきます。
📈チャート分析
▼日足チャートのポイント
• ボリンジャーバンドの上限(+2σ)を突き抜ける勢い
→ 現在の株価は3,245円で、バンドの上限(3,217円)を突破。強い上昇トレンドが継続していることを示唆。
• ローソク足は5日移動平均線を明確に上回る
→ 買いの勢いが強く、押し目待ちの買い需要が厚い可能性。
• RSI:71(中期)
→ 過熱気味だが、まだ“買われすぎ”とまでは言えず、強気相場の中盤にあると見られる。
• MACD:ゴールデンクロス発生中(MACD241 vs シグナル188)
→ モメンタムの強さを裏付ける形。
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▼週足チャートのポイント
• 過去1年の高値圏を更新中
→ 長期のレジスタンスを上抜け、青天井に突入しつつある可能性。
• ボリンジャーバンドも拡張傾向(バンドウォークの兆し)
• MACD(週足)も明確に上昇トレンド
→ 中長期でも強い買いシグナル継続。
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🏢企業基本情報と指標
• 業種:輸送用機器(造船)
• 市場:東証スタンダード
• 予想PER:15.03倍(割高感なし)
• 予想EPS:215.9円
• 実績PBR:2.16倍(やや割高圏)
• 予想配当利回り:1.23%(配当より値上がり益向き)
• 時価総額:2,251億円
• 決算期:3月
📌注目ポイント
・2020年代前半に造船業界は環境対応型の船舶需要の高まりや国際航路の回復により、回復基調が続いている。
・業績は回復傾向で、収益性(EPS)も改善。
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🔍総合評価(2025年6月時点)
✅まとめ
名村造船(7014)は現在、テクニカル的に非常に強い上昇局面にあります。短期的には押し目買い、移動平均線割れなどに注意しながらのトレードが有効です。
中長期で見ると、すでに高値圏に突入しているため、今後の業績発表や業界動向(造船需要、原材料コスト、円安など)に注目しながら戦略を組むことが重要です。
📌【免責事項】本記事は個人的見解に基づく情報提供を目的としており、投資を勧誘・推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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